翁長知事への感謝

 昨日、翁長雄志沖縄県知事の急逝が報道された。本当にびっくりし大きなショックを受けた。そんなに病状が悪化していたとはつゆ知らなかった。この間も6月23日の沖縄全戦没者追悼式典での平和宣言や7月27日の辺野古埋め立て承認撤回手続き開始の記者会見など、命をかけての訴えが昨日の出来事のように思い出された。昨晩はツイッターなどをたどり、知事当選の夜に奥さんと交わした「とにかく新基地は造らせない。でも、もし万策尽きたら、その時は2人で座り込もうな」という言葉に堅い覚悟を感じ感動した。

 今朝、YouTubeで2015年5月20日に行われた日本記者クラブでの記者会見のビデオを見直してみた。まだ辺野古埋め立て承認の取り消しに踏み切る前のものだが、冒頭30分ほどの発言では、沖縄の歴史から基地問題、沖縄の経済や将来の発展の展望まで、沖縄全体を見据えた筋の通った話がされ、単に「新基地はつくらせない」ということだけではない、沖縄の全体像を踏まえた夢とロマンが感じられ、翁長さんは絶対に態度が変わることはないという確信を持ったことを思い出した。
 翁長さんが言おうとしておられたことを私なりにまとめると、①沖縄の基地の現状を全国民にわかってほしい②安全保障や基地の問題を沖縄に押しつけるのでなく日本全体で考えてほしい③米軍基地は沖縄の経済発展の最大の阻害要因④沖縄は日本とアジアの架け橋(物流拠点・情報通信・観光)平和の緩衝地帯、こんな内容だったと思う。

 翁長さんは沖縄自民党の中心におられた方だが、本当にしっかり考えておられた。これぞ真の保守政治家だと思う。「イデオロギーよりアイデンティティー」で保守・革新の垣根を越え「オール沖縄」として日本政府に対峙された。命を削りながら最後まで貫かれた信念・情熱を無駄にすることは許されない。翁長さんの遺志をしっかり引き継いで実現のために努力する。これは決して沖縄県民だけの問題ではない。私たち沖縄県以外に住んでいるものにも大きな責任があると思う。早まるであろう知事選挙では「新基地はつくらせない」「オール沖縄」で力を一つに勝ちきってほしい。現地に行くことは難しくても、せめて募金など、できることを探して頑張りたい。

 翁長さん、本当にありがとうございました。日本と沖縄の今後を見守っていてください。安らかに。

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